■田中圭の登場も視聴率の後押しに

 横浜と清野の華麗なバトルアクションも、回を重ねるごとに激しくなり見ごたえが出てきたが、時すでに遅かったようで、多くの視聴者が離脱してしまったため、その後も視聴率は7%台を低迷。

 唯一の救いは、直輝の父親が隠していたファイルが見つかり、失踪の謎が解かれる展開になったことで、『あなたの番です』で横浜と共演した田中圭の新たな登場シーンが増えたことだろう。そのおかげか、ドラマが最終章に突入した3月1日放送の第8話は8.5%と、前回から1.1ポイントアップしている。

 残すところ2話の『シロクロ』だが、背景が分かり始めて緊迫感が増しており、低視聴率で終わるには惜しい内容になりつつある。動画配信サービス「Hulu」を利用すれば、見逃し視聴できるので、直輝とミスパンダの活躍を最後まで見届けてほしい。(ドラマライター/ヤマカワ)

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