■ドキュメンタリーで垣間見えた松潤の孤独

 Netflixで配信中のドキュメンタリー『ARASHI‘s Diary-Voyage-』の2月29日配信の第3話、第4話では、ドームツアーを控えた5人の舞台裏が映し出された。

「ドキュメンタリーは、嵐の20周年記念ライブ『ARASHI Anniversary Tour 5×20』のリハーサルスタジオの様子から始まります。レッスンの休憩中、大野智(39)、櫻井翔(38)、相葉雅紀(37)、二宮和也(36)の4人がおもむろにじゃんけんを始め、負けた大野が“俺かよ……”とつぶやいて、スタッフと打ち合わせ中の松本に歩み寄り、“全体、以上かな?”と声をかけるんです。

 この日のリハーサルは終わったのか、自分たちは帰っていいのかと、リーダーの大野が松本にお伺いを立てるんです。確かに松本が嵐のコンサートの演出やプロデュースを担当していることは知られていましたが、ここまで松本が主導権を持っていたことに驚いたファンも少なくありませんでした」(前出の女性誌記者)

 2019年11月放送の『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)に出演した宮川大輔(47)は、松本と映画『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』の撮影エピソードを披露している。

 宮川は松本には「急に怒るスイッチがある」と切り出し、宮川が先に撮影を終え、撮影が続いている近くで嵐の歌を鼻歌で歌いながら水をまいていると、撮影がまだ終わっていない松本がやってきて「何歌ってんだよ、帰れ!」と言われたと明かした。

「松本はそれまでの数日間、不眠不休でアクションを撮影していたそうで、のんきに鼻歌を歌っていた宮川に“なんだあいつ!”と思ったと当時の心境を話し、宮川も“今考えるとそうやな”と納得していました。

 嵐の4人のメンバーも松本には“怒るスイッチ”があるというのが分かっているから、スタッフと打ち合わせをしていた松本に対し、恐る恐るその日のリハーサルが終了なのかどうか尋ねたのではないでしょうか」(前同)

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