■旅行先でのハプニング

――実現できるといいですね! 旅行がお好きですね。

田中 はい、独身の頃は宿の予約もしないで、とりあえず出かけようって感じで、目的地に向かう途中で、電話して宿を探すみたいな(笑)。職業的にいつ休みが取れるか分からないので、行けるときに行かないと。だから、行き当たりばったりの旅には慣れています。宿がどこも取れなくて車で寝たこともありましたよ。

――旅ならではのハプニングですね。

田中 他にも、箱根に行ったときは、坂の上に泊まる宿があったんですけど、車が小型車だったので坂道を登り切れなかったこととか、尾久島に行ったときは修学旅行中の学生の団体と宿が重なっちゃって、私の入浴中に、それを知った男子学生たちが女子風呂の前に集まって人だかりができて、湯船から出られなくなって、のぼせちゃったことも(笑)。

――アハハハ。そして、毎年行かれているというパラオでは、2016年から名誉親善大使を務めていますよね。

田中 今から30年前に、写真集の撮影で初めて行かせていただいたのがきっかけなんです。あまりの海の美しさと、親日家の多いパラオの人たちの温かさに、すっかり魅了されましたね。それから毎年行くようになって、当時お世話をしてくれたのが大統領のファミリーの方で、そのご縁で名誉親善大使をやらせてもらうことになったんです。

――名誉親善大使って、どんなことをするんですか?

田中 昨年、パラオの独立記念25周年パーティが開かれたときは、会場でお客さんのお出迎えをさせてもらったり、今年の2月から開始した、スカイマークの直行便運航のお手伝いをさせてもらいました。

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