■卒業までのカウントダウン

 3月25日、ひまわり組「ただいま恋愛中」配信限定公演。『純愛のクレッシェンド』を竹本くるみ本村碧唯と踊る。竹本くるみ(5期生)は月足天音を尊敬していて、自身の生誕祭にも手紙を書いてもらった。月足の卒業発表時に公演に出ていなかった竹本くるみはその夜、泣きはらして目が腫れてしまったという。

 3月28日、「手をつなぎながら」配信限定公演。ユニット曲『ウィンブルドンへ連れて行って』では歌う前から涙。途中からは歌のパートも歌えなくなるほど。そのわけをアンコール明けに話していた。

 2016年のHKT48劇場5周年記念特別公演の「手をつなぎながら」公演(朝8時開演)で初のユニットをしたときのメンバー(武田智加小田彩加、月足天音)で卒業前に最後にやりたいとリクエストし、始まる直前に号泣してしまったというエピソードを話した。

 3月30日卒業公演当日。公演前は4期生で集まって配信。卒業公演は無観客配信。この様子はYouTubeでも配信された。ユニット曲は『雨のピアニスト』を28日の『ウィンブルドン~』の3人で踊った。

 アンコールでは4期生の楽曲『白線の内側で』『さくらんぼを結べるか?』を歌った。4期生10人で歌うのはこれが最後。4期生の涙が止まらない。初めての同期の別れはつらい。

 最後のスピーチは次のようなものだった。

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