４月２８日、第４５回菊田一夫演劇大賞が発表され、ＫｉｎＫｉＫｉｄｓ（キンキ）の堂本光一（４１）が受賞した。菊田一夫演劇賞は１９７５年から続く“大衆演劇の舞台ですぐれた業績を示した芸術家”に向けて贈られる、４０年以上の歴史がある日本の演劇賞。過去には、ジャニーズ事務所の先代社長のジャニー喜多川氏も、２００２年の第２８回で、“永年のショービジネスに対する多大な情熱と功績”を讃えられ、特別賞を受賞している。
「光一は、２０００年から今年まで２０年にわたり、帝国劇場で上演されるミュージカル『ＳＨＯＣＫ』シリーズに主演し、けん引しています。『ＳＨＯＣＫ』は、”日本一チケット入手が困難な舞台”とも呼ばれる、光一の代表作。
２０１９年の『Ｅｎｄｌｅｓｓ ＳＨＯＣＫ ２０１９』の千秋楽で光一は、ミュージカル単独主演記録１７００回を達成しています。今回の受賞も『ＳＨＯＣＫ』の功績を評価されてのことです。
ちなみに、２００７年の第３３回菊田一夫演劇賞でも、『Ｅｎｄｌｅｓｓ ＳＨＯＣＫ』スタッフ・出演者一同が“高い舞台効果”を評価され、演劇大賞を受賞しています」（専門誌記者）
受賞にあたって光一はコメントを発表。
「共演者や陰ながら支えてくれるスタッフなしでは２０年という年月を続けることは到底できません」
と、スタッフたちへの思いを伝えたほか、
「（新型コロナウイルスの対応をしている人々へ）感謝の気持ちを忘れずに、そして皆様が心からエンターテインメントを楽しんでいただける日常が、１日でも早く戻ってくることを心から願っております」
と、コロナ禍で公演途中で中止になった公演についてもコメントした。
