■Jr.たちの活躍の先には…

 TravisJapanは、5月7日発売の『anan』5月13日号(マガジンハウス)で表紙を飾り、重版が決定。同誌で表紙を飾ったJr.の重版は、SixTONESとSnowManに次ぐ3組目だという。

「なにわ男子は、3月5日から森永製菓の『ハイチュウ』のテレビCMに出演。HiHi Jetsは、3月13日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に初出演しました。さらに、美  少年は、メンバーの藤井直樹(19)が『レンタルなんもしない人』(テレビ東京系)でドラマ初出演をはたすなど、それぞれ活躍を続けています」(前出の女性誌記者)

 活躍の先に、彼らのデビューのチャンスはあるのか。前出の芸能プロ関係者は言う。

「ジャニー氏がプロデュースを仕切っていたときは、デビューするための基準が高かったと思います。コンサート以外では、地上波テレビを中心に、映画、舞台が主なジャニーズタレントの活動場所でした。仕事がたくさんあるわけではない。だから、人気を獲得できる子たちだけ、少数精鋭でグループを組み、デビューし、厳しい芸能界で生き残っていく。それは、デビューしたタレントたちが生涯食べていけるように、というジャニー氏の責任感もあったと思います。

 しかし、今は時代が変わった。現在はテレビ以外にもネットがあります。2年前まではネットに写真すら出さなかったジャニーズですが、今ではJr.がYoutubeで積極的に活動していますよね。YouTubeだけでなく、アマゾンやNetflixを始めとしたネット番組もあるし、プロモーションという意味では、インスタグラムもツイッターもある。

 また、SixTONESが海外での活動も視野に入れているという報道のほか、SnowManもアジアツアーを発表。日本だけでなく、海外での活躍も見込めます。こうした取り組みを仕切り、引っ張っているのは間違いなく滝沢氏です。滝沢氏は、まだまだジャニーズタレントたちが活躍でき、お金を稼げる未開拓の場所があると実感しているのではないでしょうか」

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