■J−POP界の重鎮が関与?

 5月13日に放送された情報番組『キャスト』(朝日放送)で、桜井の楽曲提供の経緯について取り上げられ、芸能リポーターの駒井千佳子氏がコメントを寄せた。

「駒井氏の解説によると、滝沢氏はボランティア活動を通じて、桑田佳祐(64)と知り合いになったといます。桜井は、桑田を通じて滝沢氏のボランティア活動などを知っていた。その縁で今回の楽曲提供が実現したというのです」(前出の女性誌記者)

 桑田は1995年にミスチルとのコラボシングル「奇跡の地球」を発売。同年にジョイントツアーを行った。

 その後も、2001年3月に放送されたバラエティ番組『桑田佳祐の音楽寅さん 〜MUSIC TIGER〜』(フジテレビ系)に桜井が出演し、カラオケ対決を行った。2006年には桜井が設立した団体が主催する『ap bank fes '06』に桑田が出演したほか、同年、桑田が中心になって行われた『THE 夢人島 Fes.』にミスチルが出演するなど親交が深い。

「滝沢氏と桑田の表立った親交はないんです。ただ、桑田はラジオ番組で、2000年のアントニオ猪木(77)と滝沢氏のプロレスの試合を引き合いに“タッキーは仕事がうまい”や“空気を読ませたら天才”と滝沢氏を称賛していましたよ」(前同)

 ワイドショー関係者は語る。

「桑田さんはサザンオールスターズ、ソロ活動を通じて数多くのヒット曲を作り出し、日本語を英語のように発音する歌唱法の確立など、J−POPの基礎を作ったともいえる偉人のような方です。ラジオだったとはいえ、桑田さんに称賛されるとは滝沢氏もすごいですよ。

 ボランティア活動で知り合ったとすれば、桑田さんも滝沢氏も大のプロレスファンとして知られていますし、そこで意気投合していた可能性もありますね」

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