■普段ヘタレな善逸が似合うのはやっぱり?

 炭治郎の同期、我妻善逸(あがつま・ぜんいつ)を演じるのは、King&Prince平野紫耀(23)がフィットする。

「善逸は非常に心優しいキャラである一方、“死ぬ”が口癖のヘタレで臆病、女にも弱い青年で、敵前逃亡も珍しくないという平時は本当にダメな奴。しかし、いざというときは泣きながら子供をかばったり、躊躇なく自分を犠牲にできる、カッコよさがある。戦闘力も実はとんでもなく高く、一番最初に覚醒したときの『霹靂一閃(へきれきいっせん)』は、アニメ史に残る名場面。“肝心な時に”しか“役に立たない”と評するファンもいるほど(笑)。

花のち晴れ』(TBS系)や映画『ういらぶ。』、もっと言えば、平時のバラエティ番組を見ていても、平野は“一見頼りなさげだけど、いざという時は必死に男を見せる”キャラがバツグンに合っていると思います」

■すでに胡蝶しのぶは実写化していた⁉

“蟲柱”の女傑で、毒術や医学薬学に長けた美女、胡蝶しのぶ(こちょうしのぶ)。彼女を演じるのは、今年では『恋は続くよどこまでも』(TBS系)などで活躍した元子役・吉川愛(20)だろう。

「まだ20歳ですが、彼女は3歳から芸能界入りしていて多くのドラマに出ています。演技力は申し分なし。しかし、何よりも重要なのは、彼女は『鬼滅』の大ファンで、今年2月25日のインスタグラムで、“実写版・胡蝶しのぶ”を完璧に再現しているんですよ。“すごく似合っている!”とファンからも大好評でした。しのぶは大人っぽいキャラですが実はまだ18歳。年も近いし、このまま吉川に“続投”してほしいですね」

吉川愛の公式インスタグラムより
吉川愛の公式インスタグラムより

■スピンオフも決まった煉獄は?

 スピンオフの連載も決まった“柱”の一員で“炎の呼吸”の使い手、煉獄杏寿郎(れんごく・きょうじゅろう)は、“間宮祥太朗(26)がいい”とするファンが多い。

「179センチの高身長で、ガッチリしたガタイの良さ。何よりも、太めの眉毛や大きめの瞳など、ルックスが似ている。単純ですが、漫画原作の実写化においてもっとも求められるものを持っていまね」

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