■“独立しない”宣言で男気

 ワイドショー関係者は続ける。

「ジャニーズ事務所社長のだったジャニー喜多川氏が亡くなる前は、デビューへの期待が持てず、将来がないと言われていたJr.が退所しようとしていたといいます。実際、ジャニーズJr.内のグループだったLove-tuneは、2018年11月に解散とメンバー全員の退所が発表。メンバーが順次ジャニーズを退所して、2019年5月に元メンバー全員で7ORDER projectを始動させました。

 また、ジャニー氏が亡くなる前後にも、複数グループの解散やメンバー脱退、事務所からの退所などの噂が、多くのスポーツ紙や週刊誌で報道されていました。すでに海外での活躍もある山下も、ジャニーズ事務所を退所するのではないかと、一部ではささやかれていたんです。山下はかつては、元SMAPチーフマネージャーの“I女史派”だと言われていました。そのIさんは、SMAPの解散を前にジャニーズ事務所を去り、その後、『新しい地図』を立ち上げたわけですから、山下もジャニーズを辞め、Iさんの下に行くのでは、という推測が出てきたのでした」

 一部で退所がささやかれた山下だったが、事務所に対して“男気”を見せたという。

「多くのタレントの退所報道が出る最中、山下は事務所内部で、“僕は独立しません”と宣言したというんです。彼は、ここまで俳優として育ててくれたジャニーズ事務所に多大な恩義を感じていて、忠誠を誓っているといいます。2019年9月末で退所した錦戸亮(35)や退所報道が出ているTOKIO長瀬智也(41)ら事務所内で不穏な雰囲気が漂う中での堂々の“残留宣言”は、他のジャニーズタレントにも影響を与えたそうです」(前同)

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