■大河で現役ジャニーズとの共演も!?

 今井の新事務所・松竹エンタテインメントは、歌舞伎、松竹新喜劇、舞台、映画などを制作する松竹の子会社。松竹が所有する大阪松竹座、新橋演舞場などではジャニーズの公演も行われる。

「その松竹の舞台を多用していたのが滝沢氏なんです。滝沢氏が主演・演出を務めた『滝沢歌舞伎』は、現在でも新橋演舞場で公演が行われていますが、同舞台は毎回ソールドアウト。

 そんなこともあり、松竹、ジャニーズの双方が今後もいい関係を継続していきたいと思っていることでしょう。今井がジャニーズ事務所から松竹エンタテインメントに移籍したからといって、両者が敵対するようなことはありえないでしょうね」(前同)

『麒麟がくる』には、ジャニーズ事務所所属の風間俊介(36)が徳川家康役で出演している。

「今後さらに、ジャニーズタレントの追加キャストが発表されても不思議ではありません。退所組の今井と現役ジャニーズタレントの共演も見られるかもしれませんね。昨年の公取委の件もあり、ジャニーズ事務所がキャスティングについてテレビ局に圧力をかけるようなことは、もはや絶対ないといいますからね」(ドラマ関係者)

 2019年7月、元SMAPで現在は『新しい地図』として活動する稲垣吾郎(46)、草なぎ剛(45)、香取慎吾(43)の3人を番組に出演させないよう、ジャニーズ事務所がテレビ局に圧力をかけたとして、公正取引委員会に注意を受けていたと報道各社が伝えた。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5