ダウンタウン
ダウンタウン

 5月20日に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)が、反響を呼んでいる。

「現在、『水ダウ』は“在庫の説”がなくなり、再編成を余儀なくされています。この日は、先週から、大々的に紹介されていた“布袋の説かき集めたら1時間埋まるんじゃないか説”は、意外にも10分も持ちませんでした。内容も、“ギターの模様であみだくじできる説”とか、“アリに布袋の曲を聞かせ続けたら、巣穴が布袋のギター柄になる説”といった、おもしろいが一発ネタ的な企画ばかり。布袋への愛は伝わってきますが、実際は、この“布袋1時間説”は前フリのようなものでした」(制作会社関係者)

『水ダウ』は布袋の説の検証終了後は、「大幅に時間が余ってしまったので」と、過去の『ギャラクシー賞』を受賞した傑作説に突入。『ギャラクシー賞』とは、NPO法人放送批評懇談会が優秀な番組・個人・団体を顕彰する名誉ある賞。それを受賞した、素晴らしい“説”が2つ再放送された。

「1つ目は、2015年の『徳川慶喜を生で見たことがある人はまだギリこの世にいる説』。膨大な数のお年寄りに聞き込みを重ねた結果、本当に将軍・慶喜を生で見たことのある105歳生まれの人が確認されたほか、マッカーサー元帥や大隈重信を見たり、1923年の関東大震災を経験した人も確認されて、監修の歴史学者も感激するほど、日本史の証言の面でも非常に興味深い企画でした」(前同)

 さらに続けて放送された『先生のモノマネ プロがやったら死ぬほど子供にウケる説』は、まさしく伝説の回。「何度見ても泣ける」「再放送してくれてありがとう」と、非常に好評だったという。

 初回放送は2017年6月。この説の検証のため、神奈月(54)、ホリ(43)、エハラマサヒロ(37)、ミラクルひかる(40)、みかん(36)の6人が集結。いずれも、現在の日本トップといっていい実力派“モノマネ芸人”である。

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