■TOKIOは五輪関連のスペシャルアンバサダーに就任

 5月28日発売の『女性セブン』(小学館)では、不参加を決めたのはTOKIOの音楽プロデュースを手掛ける長瀬の一存だという声もあると報じている。

 記事によると、TOKIOでの音楽活動ができない中、今年2月に長瀬が都内で自主制作映画のロケを行っていたという。

「長瀬はメンバーやジャニーズ事務所にも秘密裡に映画の撮影を進めていたようです。音楽活動ができない中、退所後に向けて創作活動に情熱を傾けていたのかもしれません。2月27日発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、長瀬がすでにジャニーズ事務所に退所の意向を伝えていて、来春にも退所する可能性があると報じています。来春の退所がささやかれているのは、来年1月に長瀬主演のドラマが内定しているからだといいます。

 ドラマは『池袋ウエストゲートパーク』や『タイガー&ドラゴン』(ともにTBS系)でタッグを組んだ宮藤官九郎(49)が手掛けるといい、だから長瀬も出演を快諾したのではないでしょうか。そのドラマ終了後の2021年4月以降、長瀬はジャニーズ事務所から退所することになるといいます」(前出の芸能記者)

 しかし、芸能プロ関係者は、「来年4月以降だとしても、すんなりと退所、とはいかないのでは」とし、こう続ける。

「TOKIOは、新型コロナウイルスの影響で1年程度の延期が決まった東京五輪のスペシャルアンバサダーを現在も務めているんです。彼らは2016年9月、東京オリンピック・パラリンピックのフラッグが都内や全国を巡回する『フラッグツアー』のスペシャルアンバサダーに就任しました。山口が不祥事を起こした直後の2018年5月、東京都の小池百合子都知事は“引き続きがんばっていただく”と、4人をそのまま起用すると発表しました。

 ところが、東京五輪自体が1年程度の延期となってしまい、2021年4月以降に退所するとみられる長瀬も、簡単には辞められない状況にあるのではないでしょうか。山口が抜け、もし長瀬も抜けたらTOKIOは3人になる。当初5人で引き受けたスペシャルアンバサダーが3人となるというのは格好がつかないのではと。また長瀬としてもせっかく引き受けた重責ですから、最後まで全うしたいという思いはあるでしょう。

 そうなると、東京五輪前後まではジャニーズ事務所に残留する可能性もあるのではないかと。長瀬も、嵐の大野智(39)と似たような境遇に立たされていると言えそうですよね……」

  1. 1
  2. 2
  3. 3