■スベリ続ける千鳥

 千鳥は2人とも結婚しているが、大悟は16年末には“ヒョウ柄ジャケットの茶髪女性”のお持ち帰りを『FRIDAY』(講談社)にスクープされ、17年4月には『女性自身』(光文社)に“金髪美女のダンサー”と“お泊り愛”疑惑が報じられたりと、スキャンダルが続いた時期があった。

「千鳥は、その“スキャンダル”期に、NHKで子供向け番組『天才てれびくん』シリーズに出演していました。出演者の子供たちは不倫の話題など知らないので“わーい、大悟隊員♪”と寄ってくるんですが、ノブいわく“収録を見ている親御さんたちが全員、安藤優子みたいな顔”でにらみを利かせていたそうです。これを受けて大悟は“(人気をとれない要因は)主婦層なんですかね?”と推測していましたね(笑)」(前出の関係者)

 高嶋は「もっと突きぬけたほうがいい」「そんなきれいごと抜かす芸人はいらない。やっちまえですよ!」と大悟をフォローしたものの、大悟は不倫発覚の際、妻に「世間は笑ってるけど、私だけ笑ってないよ」「テレビで言うてる発言、1人だけ地球上で笑ってない女がいると思うとけ」と釘を刺されたことを語っていた。そして、番組では4人の『天才』たちに意見を求めることに。

「王林は“千鳥は怖い。(大悟は)お酒と坊主はよくない組み合わせ”と指摘。怖さを打ち消すかわいらしさを得るために、語尾に“だべ”や“だびょん”をつける津軽訛りでしゃべることを提案しましたが、大悟が実践したところスタジオに沈黙が訪れ、“スベリにスベッとるやないかい!”と怒涛のツッコミをしていました(笑)」(前同)

 次に横川が、サンドの伊達が披露している「安倍首相のモノマネ」を大悟に進めたが、こちらも同じく撃沈。大悟のモノマネはまったく似ておらず、スタジオに微妙な空気が流れ、「クソ漏らしそうやわ!」と大悟がキレる不毛な結果に終わった。

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