■忘れてはいけない食料と水

 そして忘れてはいけないのが、“食料と水”だ。「災害発生後、半日から一晩を過ごすための“一時避難袋”に入れておくのは、500ミリリットルのペットボトル2〜3本と、ゼリー状の非常食や、お菓子類程度でいいでしょう。こちらは、災害時にすぐに持ち出せるように、背負って走れるリュックなどに入れ、水、食料を合わせて重さ5キロを目安にまとめてください」

 この“一時避難袋”とは別に用意しておきたいのが、“備蓄品”。電気・ガスなどのインフラが途絶え、交通網が寸断された状況下で、1週間程度を過ごせるようにするためのものだ。「缶詰やレトルト食品、カップ麺は、自宅の備蓄としても、かなり普及していると思います。しかし、災害時の備えとしては、ガスや電気が止まることを前提に、お湯を沸かせば食べられるような、なるべく調理が簡単なものを用意しておいてください」

 和田氏のオススメは、パスタ。2〜3年の保存がきき、調理のバリエーションもつけやすいからだという。「備蓄する缶詰やレトルトも、パスタに合わせられるものだとベストです」

 最後に和田氏が、こんなアドバイスをくれた。「“100均”といっても、多くのチェーンがあり、店舗によっても取り扱う商品に差があります。コツは、一つのお店で全部そろえようとしないことです。確かに100円ショップは、便利で優れた商品が多いですが、防災グッズは命にも関わるもの。安さだけに目を向けず、スーパーやホームセンターなども利用しながら、各家庭の条件にあった備蓄品を選択していってほしいと思います」

 100円ショップで買えるもの以外にも、ラジオやヘルメットなど、災害時に必要なアイテムはある。リストを参考に必要なものを整理し、準備してほしい。

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