■学生時代から研究熱心だった

 今年1月15日の『クイック・ジャパンウェブ』に掲載されているインタビューによると、駒場は高校生時代からネタ帳を書いていたという。卒業後、すぐに吉本の養成所NSCに入ろうとしたが、親に「せめて大学に行ってからにしろ」と諭され、大阪芸大に入学。落語研究会で腕を磨いた。ミルクボーイはそこで結成されたのだが、当時から、ストイックな姿勢は変わらなかったという。

「当時から“横軸がボケ数で縦軸が笑いの点数のグラフ”を作ったり、服装を毎回分析していたそうです。また、駒場はボディビルダーとしても活動しています。18年6月の『大阪オープンボディビルコンテスト』で優勝したり、『月刊ボディビルディング』(体育とスポーツ出版社)にコラムを掲載したりと、こちらでも大活躍。16年5月18日の駒場のインスタグラムによると、駒場がボディビルにハマったのは中学1年生のころ。ボディビルは過酷ですから、これも現在のストイックぶりに影響を与えていると思います」(前出のWEBライター)

 今回の『IPPONグランプリ』で、競技に入る前に、松本が駒場の出場について「(こうした大喜利を競う場に出るのは)駒場なんやな。2人どっちかでいうと」とコメントすると、駒場は「いや、本当でも、どちらも強いです、僕たち」と即答。この答えは松本に「カッコいい! 優勝する人の言い草や」と言わせている。

 相方思いでもある駒場。今回の『IPPONグランプリ』でますます評価が上がり、これからの躍進が大いに期待できそうだーー。

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