■カリスマレビュアーを介して予約困難店に

 うどんが主食氏は、2017年5月には『うどんが主食 私が通うウマい店100+80』(扶桑社)を上梓したほか、有名メーカーとコラボしてカップうどんを発売するなど、グルメ界の寵児としてもてはやされた。

「渡部さんはうどんが主食氏の紹介で予約困難なミシュランの星付きレストランを紹介してもらうなどして、飲食店での人脈を拡大していき、ここまでの地位に上り詰めたそうです。

 ところが、2017年6月に『週刊文春』が、同氏が飲食店から接待を受け、その店に高得点をつけて絶賛していたと報じたんです。本人はこの疑惑を否定しましたが、数日後にはうどんが主食氏の2000件近いレビューは削除され、うどんが主食氏は表舞台から姿を消しました。

 渡部さんはうどんが主食氏が『週刊文春』で告発されて以降、彼とは一切連絡をとらなくなり、同氏について言及することもなくなりました。うどんが主食氏の著書の帯で紹介文を書いたほどの関係なのに、です」(前出のグルメ誌ライター)

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