■尻に敷かれがちな大泉

「現実では『ハナタレ』のように非常にしっかりした考えを持っていて、16年の『理想の結婚相手のイメージにもっとも近い有名人ランキング』(BWRITE調べ)では1位を獲得したこともある大泉ですが、独特のどこか頼りなさげなキャラクターがそうさせるのか、前出の『五月の恋』のように、尻に敷かれがちのキャラが多いですよね。最近の作品では、『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)もそうでした。松たか子(43)演じる弁護士の妻・真希に完全に尻に敷かれていましたね(笑)」(専門誌記者)

 仕事とラグビーチームの運営に精を出す大泉演じる“君嶋隼人”の妻だが、元弁護士ということもあり、松のいちいち容赦ない毒舌ぶりが視聴者の間で好評だったのは記憶に新しいだろう。

 新監督が決まらず溜息を吐き続ける隼人に「何なのさっきから。はぁはぁはぁはぁ、ため息つくくらいだったら呼吸しないでくれる?」と容赦ない毒舌を浴びせることもあるが、本社復帰を蹴ってラグビーチーム・アストロズのGMを続けることにした夫に「それじゃこれからも自転車通勤がんばって。あ、あとそれから、やるからには勝ちなさいよ」

 とさり気なく応援する良き妻である。尻に敷かれてはいるが、子供にも恵まれ、良好な関係を築いていた。

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