■なぜ田中は女性に好かれるのか
０９年にＴＢＳアナウンサーとしてデビューした田中は、『みんなのみな実』をキャッチフレーズとした、露骨なぶりっ子キャラだった。当時から男性人気は高かったが、決して女性ウケがいいとは言えなかった。１３年３月２８日号の『週刊文春』（文藝春秋）では、『嫌いな女子アナランキング』で１位に輝いてしまったこともある。
しかし、現在の田中は女性にとって憧れの存在となった。女子の田中を見る目は、どのように変わっていったのだろう？
「正直、女子アナ時代は“腰掛けで有名人と結婚するのが目的でしょ？”と反感を持っている女性が多かったんですが、ドラマでも痛キャラを演じきったり、バラエティでも身を削って痛エピソード語っていることで、仕事ぶりを評価する女子が増えたんじゃないでしょうか。まあ、見た目がちゃんとカワイイところもポイントですけど。身を削ってる人には、女子は優しいはずです（笑）」
現在放送中のドラマ『Ｍ愛すべき人がいて』（テレビ朝日系）で田中は、右目に大きなオレンジ色の眼帯をした執念深い悪女・礼香を怪演し、人気を博している。礼香の眼帯が「明月堂の名家・博多通りもん」に似ていると話題になり、４話から明月堂がＣＭスポンサーに加入し、明月堂にとって初の全国ＴＶＣＭが放送されて大いに反響を呼んだ。
さらに、本編に登場するたび、毎回視聴者の度肝を抜く怪演ぶりから『ＡＢＥＭＡ』にて２７日からスピンオフ『Ｌ 礼香の真実』の独占配信も決定し、こちらも話題となっている。
美容に演技に雑誌……今年は、田中みな実が最強女神として君臨することになりそうだ！
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