■過去を誤魔化さなかった兼近

 最後はEXIT・兼近だ。19年9月5日の『週刊文春』(文藝春秋)に「11年に売春防止法違反で逮捕されて罰金刑を受けた」「不起訴になったが、12年に現金1000万円の入った金庫の窃盗容疑で逮捕された」という過去を暴かれたものの、その後も好感度は下がるどころか、いと上がりけり、を続けている。

「兼近の過去について9月1日深夜に文春が尋ねたところ、兼近はいっさい誤魔化すことなく事実を認め、20分にわたって罪の告白をするという対応をとったんです。兼近は実家が貧しく、高校を中退して家計を支えていたことは有名ですが、それだけに警察に捕まることについて“それが普通だと思っていた”“周りが全員そうで”という発言が言い訳ではなく、重いものとしてファンに伝わったのでしょう。さらに、2人が9月5日に長文の声明をツイッターに投稿したのも大きかったですね」(女性誌記者)

 兼近は「過去の法律違反を美談にする気も肯定する気もない」という旨の謝罪をし、りんたろー。も「過去は決して変えられないけど、その過去を悔い改め応援されるよう今を歩むことはできるはずです。だから僕は彼と一緒に目標に向かって走ることを選びました」「こいつとなら何が起きても僕の人生を預けられる、そう思いました」

 と兼近をフォロー。

 それぞれのツイートへの『いいね!』は6月26日現在、兼近が16.1万、りんたろー。が9.4万を記録し、コメント欄も「過去がどうあろうと、頑張ってください」「応援してるのは今のかねちーなんで」「びっくりはしても、ガッカリはしてません」「変わらず劇場に観に行きます。」

 と、多くの激励のコメントが寄せられている。

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