■フジ上層部が『バイキング』を問題視

 7月16日発売の『女性セブン』(小学館)によると、『バイキング』と『グッディ』のどちらかの制作費を削減しなければならない中で、安藤のギャラの高さも『グッディ』打ち切りの要因になったという。

 10月から1時間放送時間が延長される『バイキング』について、その番組の内容をフジテレビ上層部が問題視していると、『女性セブン』では報じている。

「『羽鳥慎一モーニングショー』や『報道ステーション』など、テレビ朝日の番組は政権に批判的な論調がベースで、安倍政権はこれらの番組にイラだちを覚えていたといいます。

 同じく『バイキング』でも政府のやり方を徹底的に糾弾。特に坂上さんは番組の中で、安倍政治批判を繰り返してきました。ただそれは視聴者目線のもので、言葉こそキツいものの、決しておかしなものではなかったと思われます。『バイキング』はあくまで昼どきの情報トークバラエティですが、そうした番組の“意見”に対しても、いちいち気にし、さまざまな手法でなんらかの圧をかけると言われているのが安倍政権なんです」(前出の制作会社関係者)

 ただ、フジサンケイグループはこれまで保守的で政権寄りのスタンスを取ってきたとされる。そんな中で、『バイキング』では坂上を中心に積極的に政権批判を展開。これに対し、フジテレビ上層部からは「バラエティ番組が政権を批判するとは何事か」と、不快感を示していると『女性セブン』では伝えている。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6