■「春馬のような後輩が……」

 2016年12月1日付の『CanCam.jp』のインタビュー記事で岸谷は、三浦さんについて「春馬のような後輩が出てくると思っていなかったです。春馬がAAAの活動に対して、自分なりの気持ちをすごく持っていて、本当に一生懸命参加してくれています」「いま春馬はひとりのつくり手側になろうとしてくれています。もちろん、他の後輩たちも頑張ってくれている気持ちは感じていますが、なかでも春馬に関しては、より強く感じていますね」と評価している。

 そして、もう1人の中心人物である寺脇も「彼は人間性も最高なやつですけど、若いときから才能を持ちながらもひねくれることなく、素直にいい青年に育ってくれてるので頼もしいですよ」と三浦さんに信頼を寄せていた。

「寺脇さんによると、三浦さんはイベントへの参加者を提案するなど、積極的にイベントと関わっていたそうです。三浦さんは、岸谷さんや寺脇さんとは歳が離れたミュージシャンや役者さんとも交流があり、そうした提案は非常に助かったといいます」(前出の芸能プロ関係者)

 AAAは、2018年の「THE VARIETY」で、エイズに対する理解が広まったこと、抗エイズ薬が進化し感染者が減少しているといった理由から、活動の終了を発表。そして、今年7月20日、27年間にわたった活動を終えたことが、AAAの公式ツイッターで告知された。

「“Act Against AIDS”としての活動は終了しましたが、今後はエイズだけでなく、難病に苦しむ子どもたちを引き続き応援していきたい、との想いから活動の名称を“Act Against Anything”に変更。日本武道館で行われていたイベントも“THE VARIETY SHOW27”として、今年から新たに行われる予定です。

 2018年のコンサートに先駆けて行われた会見で、“もっと岸谷さん、寺脇さんについていきたい”と話していた三浦さんも、中心人物として活動に参加してくれるものと思っていたのですが……」(前同)

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