■三浦さんのチャリティ魂

 AAAの活動終了を見届けることなく、旅立ってしまった三浦さん。しかし、ここで関わりが終わったわけではない。

「7月23日に、三浦さん2枚目のシングル“Night Diver”が8月26日に予定通り発売され、売上の一部が、認定NPO法人・フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPANを通じてラオスのラオ・フレンズ小児病院に寄付されることが発表しました。重版が決まった三浦さんの著書『日本製』の売上も一部はこの病院に寄付されことが決まっています。

 実は、“THE VARIETY”の収益金を、医療設備の充実や医療スタッフの育成のために寄付しているのがラオ・フレンズ病院なんです。三浦さんは2016年の“THE VARIETY”で、同年10月にラオ・フレンズ病院を訪れたことを報告。その中で“現状は、主に海外のスタッフが病院運営をしている状態だが、僕たちが支援しているフレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーの目指しているところは、この10年で現地スタッフだけでこの病院を運営できるようにすること”“その目的のために、まだまだ人材育成を必要としている”と訴えました」(前出の芸能プロ関係者)

 7月25日、フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPANの代表・赤尾和美氏が三浦さんの過去3回の病院視察を振り返り、「“何ができるのか”“何をすればいいのか”と考えてくださっている真剣な横顔や、村の子供たちへのキラキラとした優しい笑顔は、これまでも、そしてこれからも、ラオスの全ての子ども達が健康になって欲しいという私たちの目指すゴールの大きな支えとなっています」とコメントした。

「ラオ・フレンズ病院のアウトリーチ(訪問)チームもフレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPANの公式サイトを通じて、“ラオ・フレンズ小児病院のことを特に支援し続けて下さった春馬さんが、もう、私たちと一緒にいないと聞いて、とても悲しいです。この場を借りて、春馬さんがして下さったことに対して、心から感謝の意を示したいと思います。春馬さんのことは、ずっと私たちの記憶に残り続けるでしょう”と感謝を伝えています。

 こうしたコメントからも、三浦さんと病院の繋がりが深く、また現地の方にとって三浦さんが大事な存在だったことがわかりますよね」(前同)

 三浦さんが続けてきた支援。その思いを受け、これからも継続されることを願う。

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