■『行列』のローテーションシステムは宮迫の案だった

 紳助降板後の『行列』は、所長(MC)が1人に固定されておらず、週替わりで宮迫、東野幸治(53)、フットボールアワー後藤輝基(46)の3人が交代で担当。MCではない2人は“ひな壇芸人”として出演するという、当時は画期的なシステムだった。宮迫降板後の現在も、基本は東野と後藤の交代制で行われている。

「当時、宮迫は東野の2人にMCを依頼されたものの、宮迫は自分は行列レギュラーではないから、と断ったそうです。しかし、番組に“どうしても”とお願いされて“もう1枠作って、3枠でぐるり回していきましょう”と宮迫が発案したのが、現在に続くMC交代制のきっかけだったそうです。面白い裏話だったんですが、当時MCにベッキー(36)も起用したため、“(不祥事枠)ベッキーもいるじゃん”と加藤にツッコまれてオチが付きました(笑)」(前出の女性誌記者)

 また、テレビは見ているのか、と問われて、いまだに『行列』や『アメトーーク!』は観れていないことを宮迫は打ち明け、現在の心境を吐露した。

「“自分やったら。自分がいたら、を考えて手が震えてもうて”としたほか、加藤が“蛍原さんやゲストが、頑張って(宮迫ネタで)笑い取ってくれたりするのが本当に申し訳ない”と補足すると、“それもあって”と頷いていました。この際、宮迫に“自分やったらっていうより申し訳ないのが先でしょ?”とフォローを入れて、“『スッキリ』みたいなことすな”とツッコまれていました(笑)。冗談交じりの会話ですが、フォローを入れつつも、しっかり話を引き出しているあたり、さすが加藤ですね」(前同)

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5