■聞き上手な加藤

 今回の動画はおよそ49分の対談だったが、加藤は宮迫についてかなり深い話を引き出している。プライベートではほとんど交流がなく、年に1、2回会う程度の仲とは思えないほど、気心が知れたトークだった。

「会話の緩急がうまいですよね。宮迫の相方・蛍原の話題の際も、ロンドンブーツの例を出して“株式会社雨上がり決死隊として再スタートできないか”、という切り口からどんどん展開させ、宮迫に“一応、相方と喋ったりしてる”と現状を聞いたタイミングで蛍原の頑張りを熱弁することで、“やっぱり俺が一番あの人のことを傷つけてしまってる”と反省の念や、蛍原が解散についてはハッキリ否定してくれたことを聞き出していました」(専門誌記者)

 蛍原は、3月15日の『ボクらの時代』(フジテレビ系)で、宮迫のYouTube参加について「ないね」と答えたり、宮迫について「迷惑しかかけてないからな。なかなかやっぱりさ……」と話していたことから、解散説もささやかれていたが、今回、はっきりと否定されたことになる。加藤が深掘りしていなければ、ここまでハッキリした答えを引き出すことは難しかっただろう。

「また、宮迫が対談しつつも、しっかりカメラ目線で正面を向いてトークしていることに触れて、“すごいわ、やっぱりYouTuberになってる”と指摘したり、宮迫のYouTubeデビューについて“恐怖はあったけど、ワクワクが勝ってた感じ。その気持ちに50手前でなれたわけですもんね”と、若手時代の新鮮な感じに戻れたことについて語っていましたね」(前同)

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