■あの人気女優の出世作は2作とも”穴埋め”だった!?

 思えば、こうしたチャンスをモノにしてきた女優は多くいる。川口と年齢が近い女優では、広瀬すず(22)がいる。15年の広瀬の初主演連続ドラマ『学校のカイダン』(日本テレビ系)も、16年の映画初主演作『ちはやふる』も、実はある女優の“穴埋め出演”がキッカケだったのだ。

「実はどちらも、のん(能年玲奈・27)が主演の予定だったといいます。『学校のカイダン』は、内定していたのに、事務所が突然“高校生役はできない!”とドタキャンした、と当時の『東スポWeb』で報じられていました。

『ちはやふる』についても、当初はのんが主演の予定が事務所との関係悪化で流れたことが16年の『女性セブン』で報じられています。そうした経緯からか、15年末の『日刊スポーツ映画大賞授賞式』でのんが受賞盾を広瀬に渡した際、“広瀬が不機嫌そうだった”と報じたメディアもありましたね」(女性誌記者)

 その後、広瀬は順当にキャリアを積み上げていき、19年には『連続テレビ小説 なつぞら』でNHK朝ドラ主演を果たし、女優業以外も『NHK紅白歌合戦』に18年には紅組司会、19年には審査員として出演。市川海老蔵(42)主演のフジテレビ特別企画ドラマ『桶狭間 OKEHAZAMA~織田信長~』(仮)でも濃姫役が内定し、トップ女優となっている。

 一瞬のチャンスをつかめるかどうかがブレイクの分かれ道となる芸能界。「穴埋めクイーン」川口の今後の成功は間違いない!?

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