■1話から2度恐怖のどん底に落とされた白石

『恐怖新聞』で白石は、京都に住む大学生・小野田詩弦(おのだしづる)を演じる。将来の夢に向けて、人生初の一人暮らしの引っ越し作業を終えた翌日から、『恐怖新聞』に怯えることになる。

「恐怖新聞には未来の出来事が描かれていて、詩弦は“笑いながら飛び降り自殺する女子高生”を目の前で見たうえに返り血をモロに浴びたり、父親の死を知って回避しようとするも鉄骨が突き刺さる姿を目撃してしまったりと、1話から脚本は容赦がない(笑)。中田監督は、『フジテレビュー!』のインタビューで、先述の2つの死亡シーンを“こだわりポイント”としていますね。9月8日号の『週刊FLASH』(光文社)で白石は撮影を振り返り、“演技に入り込みすぎて、人生で初めて酸欠状態を経験しました”と話しています。“自分の引き出しの少なさを日々実感している”としていますが、中田監督は白石を“フレームの女神”と高く買っていることも報じられていますね」

 第2話では、詩弦が「恐怖新聞を受け取るごとに寿命が100日縮む」ということを知ったり、京都市内で起こる死傷事件を食い止めようと彼氏の勇介(佐藤大樹)と親友も桃香(片山友希)が協力して動くようだが、目を覆わんばかりの事態に陥ることは容易に想像できる。ドラマは全7話。何が起きても不思議ではない。

 映画では奈緒の『事故物件』、テレビでは白石の『恐怖新聞』。中田秀夫監督の2大ヒロインによって、今年の秋が例年以上に凍りつくことは間違いないーー。

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