■ガッキーのドラマデビューはテレ朝

 そんなフジとTBS、日テレを翻弄している新垣だが、実は彼女の地上波ドラマデビューした局は、テレビ朝日だったという

「05年のテレ朝深夜ドラマ『Sh15uya(シブヤフィフティーン)』が、当時16歳の女優・ガッキーのデビュー作でした。同局の平成仮面ライダーシリーズのスタッフが集結した特撮作品で、独特な世界観やストーリーから“隠れた名作”として有名です。その後、テレ朝のドラマには06年の単発ドラマ『彼女の恋文』で主演をつとめたほか、10年の長谷川京子(42)主演の連ドラ『エンゼルバンク〜転職代理人』に1話だけ出演しましたが、それ以降テレ朝のドラマには出演していません」

 今まで「ガッキーとテレビ局の歴史」を辿ってきたが、完全に蚊帳の外なのがテレビ東京。ごくごく稀にバラエティ番組に出たことはあるが、テレ東のドラマに新垣が出たことはない。

 19年7月31日に、『佐久間宣行オールナイトニッポン0(ZERO)』(ニッポン放送)で、テレ東プロデューサーの佐久間宣行(44)は、当時居酒屋で偶然、元制作で親交が深いテレ東の取締役と飲んだ際のエピソードを話したが、内容はあまりにもガッキーとテレ東の関係性を象徴している悲哀に満ちたものだった。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4