■ガッキーのルーツはテレ東にあった!
「酔った取締役は、”もう50代で引退が近いから”と、佐久間Pに“最後にかなえたい夢があるんだよ”と吐露。
“引退する前にさ、ガッキーに会いたい……ガッキーに会ったことないんだよ! この業界で働いてたら、会ってみたいじゃん!?”
と、話したそうです(笑)。佐久間Pにコネを求めたそうですが、佐久間Pもガッキーに会ったことがないからどうにもならないとラジオでボヤき、“みなさん。これがテレビ東京です! 最高の会社でしょう!”と話してリスナーを沸かせていました(笑)」
取締役であってもガッキーに会ったことのないテレ東。しかし、実はガッキーのルーツはテレ東にあった。
「実は、02年に放送していた、女子中学生向けのバラエティ番組『Parky Party』に、当時女子小中学生向けファッション誌『ニコラ』(新潮社)でファッションモデルで活躍していたガッキーも、多くのモデルに混ざって出演していたんです。ちなみに、『ラブライブ!』で人気声優になった久保ユリカ(31)もいました。
ガッキーがやりたいことに挑戦する“うきうきガッキー”というコーナーもあって、当時から扱いも良かった。この番組終了後、ファッションモデル・ガッキーはどんどん売れていき、いつしか国民的人気女優・ガッキーに。
その後ガッキーはほぼテレ東の番組に出演していませんが、15年にバラエティ番組『きらきらアフロTM』にゲスト出演したことはある。取締役は、引退する前に会えるといいですね……」(前同)
かつて、本格的にブレイクする前のSMAPも1991~1996年にテレ東で『愛ラブSMAP』という番組で活躍していたのだが、96年に看板番組が『SMAP×SMAP(スマスマ)』(フジテレビ系)に移行してから、SMAPはテレ東の仕事は少なく、特に“外ロケ”は、20年1月3日の『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』に新しい地図の3人が出演した際、23年ぶりだったことが話題になった。売れる前にのちのスターを起用するセンスはあるが、スターになると出演率がグンと減るのが、テレ東らしい、ということなのか……。
「結局、ガッキーはすべての局でそれぞれ大活躍していた、ということですね。18年の『けもなれ』以降、まったくドラマや映画に出演しなくなったことから、一時期は“引退説”もウワサされていたガッキーですが、今回日テレのバラエティにバンバン出ているように、今後もいろいろな番組でガッキーを見たいですね!」
テレビ各局を翻弄する、罪作りなガッキー。売れっ子になったいまこそ、“古巣”テレビ東京に出演してほしいものだがーー。