■三浦友和と忌野清志郎は高校の同級生
三浦友和(68)には、意外な友人がいる。ロックバンド・RCサクセションの忌野清志郎(享年58)だ。「2人は高校の同級生なんです。清志郎は当時からRCサクセションとして活動しており、音楽が趣味の友和がサポートメンバーを務めたこともあった」(同)
三浦は清志郎から受けた影響が大きかったという。「通っていた都立高校は進学校だったが、友和は音楽で食べていこうと考え、大学を受験しなかった。結局は俳優として芸能界入りするわけですが」(同)
もし、大学に進んでいれば、山口百恵との結婚はなかったのかもしれない。
ザ・タイガースの“ジュリー”沢田研二(72)、ザ・テンプターズの“ショーケン”萩原健一(享年68)は、GSブームが生んだ2大アイドルだった。「ブームが下火になると、彼らは『PYG』という、新バンドを結成しますが、これは短期間で空中分解します」(音楽関係者)
その後も、映画共演するなど接点はあったが、親友というより、“ケンカ仲間”と言うべき間柄だった。「毒舌でジュリーを批判することがあったショーケンも、後年は“僕のライバルですから”とジュリーに敬意を表する発言をしています」(前同)
2019年、ショーケンの死後のステージで、ジュリーは、こう胸の内をブチまけた。「俺だって生き方が上手じゃない。けど、ショーケンはもっと上手じゃなかった。でも、それが萩原健一、萩原敬三(本名)だ。俺は、あいつが大好きだ。見守っていてくれな」
そう言って彼は、3分間の黙祷を捧げたのだった。
熱い絆で結ばれた昭和のスターたち。どんなに時が流れても、彼らはかくも魅力的なのである。