■『半沢』7話で本作を思い出す人続出

 著名人では、TBSの安住紳一郎アナウンサー(47)が『リーガルハイ』の大ファンとして知られており、12年の『ぴったんこカンカン』(TBS系)に堺が出演した際は、他局のドラマにもかかわらず、シーズン1第9話での、脚本では10ページ、約6分にわたる長セリフを披露したこともあった。

「今年の『半沢』でも、第7話の半沢が“おーねーがーいーしーまぁぁす!”とイヤそうな顔で大和田に協力を申し込むシーンが、SNSで“完全に古美門先生”“どう見ても古美門”とSNSで話題になっていたし、続編を望む声はいまだに根強い。『半沢』や『逃げ恥』とはまた違った怪演を見せる堺や、かわいいガッキーを観たい人も多いでしょう」(前出の評論家)

 ドラマ内で古美門と黛は、劇中で「ブロードウェイ(ミュージカル)志望ですか?」と裁判長に皮肉られるほど、毎回法廷で大暴れし、視聴者の笑いを誘っていた。新垣がガニ股で被告の無実を力説したり、堺相手に文句を言うのはかわいいもので、シーズン2第2話では堺が四つん這いになって尻を突き出したり、リズミカルにジャンプしながら相手の反論に答えたり、その熱演ぶりと脚本は際立っていたのだ。

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