■三浦さん、芦名さん、藤木さん……相次ぐ旅立ち

 芸能界では7月に三浦春馬さん、9月に入って14日に芦名星さん、20日に藤木孝さん、そして竹内さんと訃報が相次いでいる。

「9月17日発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、給料制だった芦名さんが、4月から歩合制に変えられ、6月には苦楽を共にしたマネジャーが去り、仕事の環境の変化があったと報じています。

 コロナ禍で芸能事務所の経営は苦しくなっていて、芦名さんのように月給制から歩合制への変更、月給制を維持しても給料を半分にする。社員の雇用形態を正社員から契約社員にして、いつでも切れるようにする、賃料が高いオフィスや自社ビルから引っ越すといった、苦肉の策を講じているところもあります。

 また、テレビ局もコロナの影響で広告出稿が減っていて苦しい。コロナの終息の目処が立っていませんし、今後さらに厳しくなることも考えられます。テレビ局の苦境が続けば、まず行われるのが番組制作費の削減。そうすると、使うタレントの数やギャラが減る。そうなると、事務所やタレント本人への打撃は大きい。コロナ禍で苦戦するエンタメ業界の現状が、このところ続く芸能人の訃報に関連している可能性もあるのかもしれません」(芸能プロ関係者)

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