■“永遠の清純派”は水泳で

 現在の芸能界を見ると、北大路だけでなく、後期高齢者といわれる75歳以上になっても、バリバリ現役で活躍するスターが少なくない。今週は、そんな老い知らずの芸能人たちの健康の秘密に迫ってみよう。

 老人ホームには入っていないが、医療と密接であることで健康を維持しているのが、今年も新作ドラマ『再雇用警察官』(テレビ東京系)に主演した高橋英樹(76)だ。「病院や検査が好きで、頻繁に健康状態をチェックしてもらっています。検査の結果で改善すべき点が見えてくるので、運動にしても食事にしても、対処がしやすいという考え方のようです」(芸能記者)

 世の中には医者嫌いの人がいて、そのことが原因で命を縮めてしまうということは、よくある。マメに病院に行けば、悪いところも発見されやすいのだ。

 “永遠の清純派”吉永小百合(75)も、今や後期高齢者。だが、今もトップ女優であり続け、2021年には新作主演映画『いのちの停車場』が公開予定だ。「70代の女優の主演作がコンスタントに公開されるというのは奇跡。これも、小百合さんが、少女時代と変わらない清楚な美しさと健康を保っているからでしょう」(配給会社スタッフ)

 彼女の美と健康の秘密は、運動と食事にある。「ジムに週2回ほど通い、旬の野菜をたっぷり食べると言います。それも無理のない範囲で、楽しみながら続けることが大事だと考えているようです」(前同)

 特に水泳を好んでいる。「常に水着を持ち歩き、泳ぐ環境があれば、どこでも泳ぐようですね。たとえば、映画のロケで地方に長期滞在中は、その土地の市民プールで泳ぐこともあると聞きます」(同)

 つまり、近所のプールで泳いでいたら、偶然、水着姿の吉永小百合に遭遇……という、サユリストが大興奮の事態もありえるのだ。

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