■翔平と監督は三浦さんを偲ぶコメントを発表

 出演者コメントに、三浦翔平は、

「沢山のファンがいらっしゃる方なので、重圧を物凄い感じましたが、払拭するために土佐弁の稽古や、霊山歴史館、龍馬のお墓など、歴史から学びました。

 クランクイン前には、春馬と何度も読み合わせして、才助、利助、弥太郎との関係性を築きあげ、自分なりの新しい豪快な龍馬を思いっきり演じる事ができました」

「天国で五代さんと一緒に観てくれる事を願います」

 と、春馬さんを偲びつつも、一緒に何度も読み合わせをしてくれた春馬さんへの感謝の思いを綴っている。

 映画を担当した田中光敏監督も、

「イメージで浮かんできた俳優は三浦春馬くんでした。 透明感があり強い信念を持ち、そして美しく…。春馬くんに声をかけてから 2年の歳月が流れ、集まってきてくれた役者達は、みんな春馬くんの仲間のような俳優たちでした」

「三浦春馬くん、参加してくれてありがとう。そして主演を支えるそれぞれの役者達の素晴らしい生き生きとした芝居を是非ともスクリーンでご覧いただきたいと思っています。最後に…ただただ残念なのは三浦春馬くんに出来上がった作品を見てもらえなかったことです」

 と、翔平と同様に春馬さんへの感謝と、追悼の言葉を送っていた。

「まだまだこれから」だった三浦春馬さん。『カネ恋』では猿渡慶太として、どのようなラストを迎えるのか、気になるところだーー。

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