「第7世代とやっても面白くなる」加藤茶vsダチョウ倶楽部「秋の爆笑スペシャル対談」〔後編〕の画像
ダチョウ倶楽部

『芸道45周年 細川たかし特別公演 35周年 ダチョウ倶楽部一座旗揚げ公演』(10月2〜14日)で共演する加藤茶とダチョウ俱楽部が、“笑い”について語り合う座談会の後編。今回は共演への思いやライバル、今後の生き方まで語った!

――加藤さん、『8時だョ !全員集合』(TBS系)の裏番組『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)は意識してましたか?

加藤 周囲は“勝った”“負けた”と騒いでいたけど、俺は意識してなかったし、そもそも同じ時間帯だから見ていなかった。自分たちは自分たちの笑いをやればいいんだから。

上島 ビートたけしさんは“あれ(アドリブコント)しか、勝つ方法はなかった”と言ってますよね。

加藤 たけしくんとコントをやったこともあるけど、面白かったね。しっかりした台本があるコントも、好きだったと思うよ。

肥後 たけしさんは“たけし軍団をドリフターズみたいにしたかった”と言ってましたよね。

――『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』(TBS系)が始まると、視聴率で『ひょうきん族』を逆転しました。『ごきげんテレビ』からは『全員集合』と違う笑いをやろうという気概を感じました。

加藤 そうだね。『全員集合』は幕が開いたときにゲストとバンドがいるから、豪華に見えるんだよ。『ごきげんテレビ』が負けないようにするためには、どうしたらいいのか悩んで、メインのコント(『探偵物語』)は映画みたいな撮り方をして、コントに呼んだことのない役者さんを呼ぼうと。

肥後 丹波哲郎さんも出てましたよね。撮影に時間がかかったんじゃないですか?

加藤 木曜、金曜、土曜の3日間は『ごきげんテレビ』に費やしたね。

――ダチョウさんは、同世代のとんねるずダウンタウンウッチャンナンチャンを意識していましたか?

肥後 いやいや、ライバル意識なんてなかったですよ。

寺門 3組ともスターだからね。

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