■令和ドラマの代表として『踊る』を超える
スピンオフ作品でヒットを残した前例もあり、大和田の映画が作られた場合も、十分にヒットを狙えそうだ。
「実は、『踊る大捜査線』のドラマそのものは、最終回に1度だけ20%を超えただけで、平均視聴率は18.2%と『半沢』よりかなり低い。しかし、そこから映画の大ヒットを生み出しています。『半沢』はドラマがすでに『踊る』超えを果たしており、十分に映画での大成功も狙えるでしょう。令和ドラマの代表として、『踊る』の記録を超えたい、という思いもあるのかもしれませんよね。
また、『踊る』のスピンオフでヒットを飛ばした、ユースケ・サンタマリアさん(49)演じる真下と柳葉敏郎さん(59)演じる室井は、ドラマ時代から注目されるキャラだったものの、今の大和田ほどの強烈な人気はなかった。すでに多くの人から支持されている大和田のほうが、アドバンテージもあって、映画での『踊る』超えも決して夢物語ではないでしょう」(前出の制作会社関係者)
ドラマだけでなく、映画でも『半沢』が天下を獲る!?