■関口宏の司会に視聴者からも疑問の声
10月4日の放送では、新型コロナウイルスに感染したドナルド・トランプ大統領対し、関口が笑みを浮かべながら「ほら、言わんこっちゃないってことが起こっちゃいましたね」と発言し、波紋を広げた。
また、9月13日の放送では今年開催されるプロ野球のパシフィック・リーグのクライマックスシリーズ(CS)について「なんか意味がないような気がするがなあ」とコメントし、視聴者からは「色々と理由があって開催している。勉強不足すぎる」「なぜ意味がないと思うのか理解できない」といった反発する声が上がった。
「TBSがコア層ではなく、Fコア層を導入したのは合格点に達する番組がなかったこともありますが、関口さんの『サンデーモーニング』のような高齢者向けの番組を“救済”するためなのではないかともささやかれています。
『サンデーモーニング』は30年以上続いている番組で、世帯視聴率時代はいまだ視聴率15%を超える“高視聴率番組”です。また、関口さんは、かつては俳優としてTBSのドラマに多数出演し、『クイズ100人に聞きました』や『関口宏の東京フレンドパークII』といったバラエティ番組でも同局に貢献してきた“大功労者”。新基準なって“評価が下がった”など関口さんサイドを傷つけたくないというのもあるのかもしれませんね。
ただ、番組や出演者を守るために基準を強引に変えるということがあったならば、それは本末転倒と言われてしまうかもしれませんね……」(前出の民放キー局ディレクター)
正しい道をつらぬき、改革を推し進めた半沢直樹は、TBSの独自基準に何を思うのだろうか――。