■たけしのギャラはさんま&ダウンタウンの2倍!?

 たけしは2019年3月、自分が立ち上げた事務所から独立。新たに設立した事務所に移籍した際には、事務所サイドから「たけしのギャラを上げてほしい」という交渉がテレビ各局に持ち掛けられたという。

「一部報道では、これまでの1.5倍に上げる要求があったといいます。一説には今、明石家さんまさん(65)やダウンタウンで、番組1本あたり200万円と言われるところ、たけしさんのギャラは400万円だというんです。『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)だと500万円にも上るとか……。たしかに生放送で負担も大きいのかもしれませんが、さんまさんやダウンタウンの2倍以上とはさすがというほかない。

奇跡体験!アンビリバボー』(フジテレビ系)では、たけしさんはストーリーテラーという役割で出演していて、出演時間は短い。そのため、1度の収録で4本撮りしているともささやかれていますが、それだと数時間の稼働で4本分の1600万円というギャラが発生する計算になります。また、『世界まる見え!テレビ特捜部』(日本テレビ系)の収録も、多くはVTRを見ている時間ですよね。

『アンビリバボー』も『世界まる見え』も、たけしさんの稼働はそれほど多くなく、あれだけの高額ギャラを払って出てもらうほど、本当に番組に必要なのかという議論にもなるといいます。だからこそ、どこで予算を切るか、誰を切るかという話になったときには、たけしさんの名前がよく挙がると。コロナ前でしたが、テレビ業界全体が低迷する中で、ギャラの大幅アップを要求してくる点を非常識だと感じた関係者もいたそうです」(前同)

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