■BOOM宮沢の息子は演技の道へ歩んだ

「島唄」や「風になりたい」など、多くの名曲を手がけてきて2014年に解散した『THE BOOM』のボーカルである宮沢和史(54)の息子である宮沢氷魚(ひお・26)は、音楽ではなく俳優とモデル業で活躍している。活動は順調で、今年10月9日には『メンズノンノ』(集英社)で初の表紙を飾った。

「ドラマでは17年の『コウノドリ』(TBS系)で研修医役でレギュラー出演を果たしたほか、21年に公開予定の大泉洋(47)主演の映画『騙し絵の牙』で新人小説家として、大泉と深くかかわる役を演じるなど、非常に波に乗っていますね。

 ちなみに、18年の『ananNEWS』インタビューによると、歌は“音域が狭すぎるのか、サビの高い声が出ない”、『島唄』は“Aメロまでしか声が出ません”と、あまり歌がうまくないことを告白していました」(専門誌記者)

 しかし、演技ではすでに光るものを見せているほか、身長184センチでイケメン。歌を補って余りあるポテンシャルを秘めているといえるだろう。9月24日発売『アエラスタイルマガジンvol.47』(朝日新聞出版)では、「学生時代は絵を描いたり彫刻をしたり、エッチングなども好きで取り組んでいた」「最近はリノリウム版画を使い、チャリティTシャツを製作した」と、芸術的素養も持ち合わせていることが分かる。

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