■さりげなく仕込むネタに定評がある

 誰もが認める鬼滅ファンといえば、やはり、本格的な大ヒットの前から鬼滅好きを公言していた椿鬼奴(48)だろう。

「鬼奴は頭一つ抜けたいわゆるガチ勢です。『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)に出演した際はさり気なく主人公・炭治郎の花札型耳飾りを付けたり、19年12月にドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)では、渋滞で車が進まないシーンで椿がハンドルを握りながら、『紅蓮華』を歌ったり、さり気なくネタを仕込むことに定評があります(笑)。たびたび芸人仲間に鬼滅を普及していることもありますね」(前出の専門誌記者)

 そんな鬼奴だが、最近では19年12月8日と今年2月16日の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)で、多くの視聴者を感動させたという。

「スロベニアでブランコに揺られ、水に飛び込む“ロシアンスイング”に挑戦する際、怖さのあまり泣き出してしまい、なかなか踏み出せなかった。しかし、“水の呼吸 弐ノ型”と、炭治郎の必殺技で自分を鼓舞し、飛び込んだんです。

 スタジオで、“『鬼滅の刃』がなかったら乗り越えられなかった”と振り返る姿に、SNSでは“ガチもんの鬼滅ファンじゃん!!”と大好評でしたね。その後、2月にはフィンランドで似たようなチャレンジをした際に、おなじく炭治郎の名セリフ“俺は長男だから”を引用して、飛び込みました」(前同)

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