■大河とジャニーズの歴史は深い

 役者としてのキャリアは十分だが、まだJr.の井上が大河ドラマとは大抜擢と言っていい。ある意味で日本のドラマのトップに位置するNHK大河だが、ジャニーズたちももまた、大河ドラマでこれまで大いに活躍し、信頼を築き上げてきた。

「現在はジャニーズ事務所副社長の滝沢秀明(38)も、05年の22歳当時に『義経』で主演・源義経として、単独主演最年少記録を更新したことがあります。ちなみに、Jr.時代の99年も『元禄繚乱』にわき役で出演していましたが、どちらの作品もタッキー&翼時代の相方・今井翼(38)が出演していました」(前出の女性誌記者)

 なお、郷ひろみ(64)は、75年に退所しているがジャニーズに所属していた経歴がある。72年の『新・平家物語』に平経盛として端役で出演しており、彼がジャニーズ事務所初の大河ドラマ出演者だという。

 その後、薬丸裕英(54)や錦織一清(55)が、82年の『峠の群像』に出演したり、数多くの若手ジャニーズが出演してきた。

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