■最初の主演は東山

「ジャニーズ俳優が最初に主演を務めたのは、93年の『琉球の風』に出演した少年隊東山紀之(54)でした。“主人公が架空の人物”という異色作でしたね。その後も93年の『炎立つ』に当時SMAP稲垣吾郎(46)がすぐに戦死する役で出演したり、94年の『華の乱』と96年の『秀吉』にはTOKIO松岡昌宏(43)が出たほか、97年の『毛利元就』では、V6森田剛(41)が主演・中村橋之助(55)の少年時代役で出演したりと、東山以降は主演こそありませんが、コンスタントに実績を残していましたね」(前出の専門誌記者)

 その後、04年の『新選組!』でSMAPの香取慎吾(43)が近藤勇を、05年の『義経』で滝沢が源義経をそれぞれ演じ、2年連続でジャニーズの主役ということになり、大いに話題となった。

「それ以降、14年には、V6・岡田准一(39)主演の『軍師官兵衛』で久々にジャニーズが主演に抜擢されたほか、生田斗真(36)が官兵衛をキリスト教に導く武将・高山右近として出演。その後も15年の『花燃ゆ』に桂小五郎役で東山が出演したり、意外とジャニーズの大河出演は多いんですよ」(前同)

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