■霜降りの強みは個性を潰し合わないこと
「ホバリング(停滞)で許される時代でもない」「高く上がってて、ちょうどくらい」「上がってるほうが楽だぜ」と、お笑い界の頂点となった松本にしか言えない、説得力のある言葉を話したのである。
「そんな松本が認めた霜降り明星と千鳥は、本当に確かな実力の持ち主。ちなみに霜降りは、コンビでありながら2人ともピン芸日本一を決める『R-1ぐらんぷり』で決勝に進んだことがあります。ピンでも際立った個性が2人になることでつぶし合わず、それぞれの良さを生かしている、とお笑い評論家のラリー遠田氏は18年に『現代ビジネス』で評しています」(専門誌記者)
霜降り明星のせいや(28)と粗品(27)はどちらも松本人志を敬愛していて、ツイッターでたびたび絡むこともあるほか、粗品の口癖「エグい」は、松本が『ワイドナショー』(フジテレビ系)で「粗品エグいなぁ」と話したのが嬉しくて、口癖に転用していることを公言してた。
しかし、千鳥も負けてはいない。