■岡田との目の試合が素晴らしい『関ヶ原』

「15年の『わが家』は、スキャンダルが報じられた時点で決定していたので、それ以降のテレビドラマでの共演NGになった、という話ですね。ただ、映画の場合は話が別なのか、17年の『関ヶ原』ではV6岡田准一(39)と、17年の『ナラタージュ』では嵐の松本潤(37)と、それぞれ共演していています。

『関ヶ原』は、その名の通り戦国時代の関ヶ原の戦いを、石田三成の視点から描いた作品。有村は、“初芽”という伊賀の忍びを演じた。髪を振り乱し、着物の裾がはだけるほどのアクションシーンを披露したほか、岡田演じる石田三成との切ない恋も描かれた。

「映画のラストで、有村架純が石田を見つめながら、石田三成の旗印でもある言葉“大一大万大吉”と語りかける描写は、岡田と有村の目の芝居でした。セリフやカラミの多いシーンはありませんでしたが、三成への恋心を秘めつつ、三成を支え続ける忍びを演じていました。“激しさ”でいうと、松潤と共演した『ナラタージュ』が明らかに上でしたが……」(前出の女性誌記者)

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