上白石萌歌は芸能界の紫外線をUVカットして「女優人生の個人メドレー」を目指す

　声優を務めた映画『君の名は。』のヒットや、ドラマ『恋はつづくよどこまでも』（ＴＢＳ系）の人気などで注目度を上げている姉の萌音だが、萌歌もまた話題作への出演が続く。昨年は、テレビでは『３年Ａ組』（日本テレビ系）や大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』（ＮＨＫ総合）などに出演。今年は舞台の他に映画『子供はわかってあげない』の公開を控えている。

　そんな近年の出演作に関し、彼女は次のように語った。

「（去年は）３連続水泳選手の役だったんですよ。最初『３年Ａ組』っていうドラマでクロール。次が『いだてん』っていう大河ドラマで平泳ぎ。その次まだ先なんですけど、公開の『子供はわかってあげない』っていう映画で背泳ぎ」

　２年間だけ水泳をやっていた経験はあるが、その情報はあまり表に出していなかったという彼女。スイマーの役が続いたのはたまたまだそうだ。

ただ、気がつけば確かに彼女には、競泳水着のイメージがあるように思う。丸顔に丸い目に丸い頬。丸で構成されている彼女の顔は水泳キャップが似合う。被ると丸がより強調され、画面に存在感を残す。透明感と水の相性というのもあるだろう。もともと「人前で話すことがすごく苦手だった」という彼女には、団体競技より個人競技の雰囲気が滲み出ているのかもしれない。

「だから私は女優人生、個人メドレーをめざしたいなと思ってます」

　少し冗談気味の発言ではあるけれど、ここまで来るとバタフライ選手役も見てみたい。ＵＶカット姉妹の妹は、紫外線対策も万全のはずだ。

（文・飲用てれび）
 

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