2014年、当時研究生だった2期メンバーを主演に迎えて山田篤宏が描いたショートドラマ「a trainee’s fugue」は、日を同じくして校舎に居合わせた8人(見えざる主役としての矢田里沙子を含めれば9人)を3つの視点から捉え、各エピソード同士を相互に関連させるものだった(https://exweb.jp/articles/-/80897)。個人PVという、単独主演を原則とする企画においてこうした複数主演・複数視点の連作が生まれ得たのは、「研究生」としての2期メンバーたちがまだ個別の個人PV枠を与えられず、ひとつのまとまりとして扱われていたという過渡期的な条件があったためだ。