――6年近くグループアイドルでそういった経験をしてきた前田さんは、坂道ファンのなかでもよりメンバーに近い感覚で選抜発表を見ているんでしょうね。
そうかもしれないですね。でも私たちのユニットは多くて7人とかでしたけど、やっぱり坂道ってなるとメンバーの人数が多いから、そこはほんとに大変なんだろうなって思います。
■『Nobody‘s fault』で世代交代を感じた
――先日、櫻坂46の1stシングル『Nobody‘s fault』の歌唱メンバーとフォーメーションが『そこ曲がったら、櫻坂?』(テレビ東京系)で発表されましたけど、オンエアでは「選抜」という言葉が1度も出てきませんでした。公式サイトには「“全員で楽曲を届ける”という想いを込めた編成であります」というメッセージも書いてありましたけど、率直な感想としてはどうですか?
ラストライブ(「THE LAST LIVE」)であの曲をいきなり初披露したじゃないですか? 率直に言うとそれを観たときに「人少なっ!」って思ったのが最初の感想で、何も情報が無いまま急に始まったから、「あっ、この子入った!」とかめっちゃ必死で(フォーメーションを)確認してました。あとはやっぱり「ひかるちゃん(森田ひかる)がセンターなんだ」って。なんとなくその雰囲気は感じていたので、「やっぱり」っていうのはありましたね。