矢島舞美「モーニング娘。以外の初ハロプロリーダー」がファンに愛され続けた理由【アイドルグループ「最年長メンバー」列伝 最終回】

　卒業後は女優業をメインに活動中だ。２０２０年に公開された三池崇史監督によるバイオレンス要素の強い恋愛映画『初恋』では、泥酔して“夜の街”歌舞伎町で地べた座り込んでグチる看護師の役で出演。劇中、「私、来年２７ですよ。こないだまで１０代だったのに」と、まるで長くアイドルを続けた人物の本音に聞こえなくもないセリフがあった。

矢島舞美

１９９２年２月７日生まれ。埼玉県出身。Ｔ１６７。Ｏ型。２００２年に「ハロー！プロジェクト・キッズ　オーディション」に合格。２００３年８月６日に『ＺＹＸ』として『行くＺＹＸ！　ＦＬＹ　ＨＩＧＨ』でデビュー。２００５年６月１１日、梅田えりか、村上愛、鈴木愛理、岡井千聖、萩原舞とともに「℃－ｕｔｅ」を結成し、リーダーに就任。２００７年２月２１日に『桜チラリ』でメジャーデビューし、同年末に「日本レコード大賞」最優秀新人賞受賞、『ＮＨＫ紅白歌合戦』に出場。ハロプロ内で、２００８年「安倍なつみ＆矢島舞美（℃－ｕｔｅ）」、「Ｈｉｇｈ－Ｋｉｎｇ」、２０１２年「ＤＩＹ」、２０１３年「メロウクアッド」などのユニットに参加。２０１４年１１月２７日、ハロー！プロジェクトの５代目リーダーに就任。２０１７年６月１２日、さいたまスーパーアリーナでの℃－ｕｔｅ解散公演を以て、ハロー！プロジェクトを卒業。ソロとしては、２０１１年にオリジナルビデオ『ブラック・エンジェルズ』に出演、２０１２年に映画『ゾンビデオ』に主演。舞台では『「一枚のチケット～ビートルズがやってくる！～」』、『銀幕の果てに』など主演作多数。２０２０年には映画『初恋』、テレビドラマ『女子グルメバーガー部』（テレビ東京系）、『ルパンの娘』（フジテレビ系）などに出演。２００７年の『舞美』（ワニブックス）以降、２０２０年１１月までに１２冊の写真集をリリースしている。グループ卒業後はブログを開設し、２０１８年にＩｎｓｔａｇｒａｍを開始した。

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