■『HERO』は木村本人はミスしなかったが…

 また『HERO』では、“NG冤罪”事件が勃発していた。共演者の小日向文世(66)が、木村にNGを“なすりつけ”ようとした一場面があったのだ。

「『HERO』の木村は、型破りな検事久利生公平(くりう・こうへい)を演じています。同僚検事たちと数々の事件を捜査するドラマのため、仲間と会議をする場面が多いのですが、今回の特番では“ピザを食べながら被疑者の自白が信用できるか、という話題を世間話のノリで行う”というシーンと、“久利生に半強制的に面倒な捜査をお願いする場面”などが紹介されました」(制作会社関係)

 複数人がテンポよくセリフをやりとりする場面だけに、1人のミスで最初からやり直しになり、大勢に影響を与えることになるが、1回目のNGは杉本哲太(55)が「いまケンカしてるんだよねぇ、“カミさん”と」を「“彼女”と」と言い間違えてしまった。

 木村が“なすりつけ”されたのは、2本目の“面倒な捜査をお願いする場面”だった。

「本来は木村の“なんで座ってるんですか”という問いかけに“お出かけ捜査でしょ? 久利生さんお得意の”という小日向のセリフを皮切りに、同僚たちが久利生に捜査を丸投げしようとする、というシーン。一度目のNGは小日向がセリフを忘れてしまい、“……えっ、あれでしょ? お出かけ捜査でしょ”と、変な間やしどろもどろな感じになってしまってのNGでした。しかし、テイク2はもっとひどかった(笑)」(前同)

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