■大物であっても容赦なし!

 未曽有の危機による出演者のギャラ見直し。そこに“例外”は存在しないという。

「帯番組の大物司会者に減額交渉をしているところもあるといいます。ないものは払えない。各局、本当にまずい状況ですから、ギャラを減らすようお願いするのは、いくら大御所であっても関係ないといいます」(前出の制作会社関係者)

 その対象には、お笑いBIG3の一角であるビートたけし(北野武・73)もいるという。

「たけしさんも特別扱いはされません。たけしさんは2018年3月にオフィス北野から独立し、同年4月からT.Nゴンに移りました。この時、新事務所サイドから各局に対してギャラアップの交渉が持ちかけられたと言われています。一部報道では、これまでの1.5倍に上げてほしいとの要求があったといいますから、かなり強気。当時すでにテレビ業界は不況にあったにもかかわらず、こうした要求をしてきたことに、非常識だと感じた関係者もいたそうです」(前同)

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