■コロナ禍の時事ネタでガラス瓶のリサイクルを紹介

「今年5月20日に、世間がコロナ禍で、名前のせいで風評被害を受けているという時事ネタから14年の『コロナ(ビール)の瓶に入ったライム、処分する人めっちゃ困ってる説』を再放送して、話題になったこともありました」(前出の女性誌記者)

 コロナビールは、355mlの飲み切りサイズがスタンダードで、瓶に櫛切りにしたライムを入れて飲むのがポピュラー。このライムがリサイクルの際に邪魔になるのでは、という説だった。

「バーで飲んだビンは酒屋が回収し、さらに“雑瓶屋”と呼ばれる業者が回収。ビンの色分けをしたらリサイクル業者へ移送してから、最後は機械で瓶を粉々に砕き、最後は“異物判別装置”でしっかりとライムを排除する、という過程が丁寧に紹介されていました」(前同)

 ドキュメントとして価値のある映像になっていて、「さすが水ダウ」「NHKみたいだった」「ふつうに勉強になる」「この時期にコロナビールを取り上げるのは何だか粋だなぁ」と、視聴者にも大好評だった。

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